HOUSE
自然の中の隠れ家はPACOと叶える
次のライフステージへの助走
HOUSE「大人の夢が詰まった家」
- 熊本県|南阿蘇村
- Y様
- 先々工房になる予定のキッチンは、業務用冷蔵庫やオーブンを 設置するために、寸法や換気扇の追加を細かくアレンジ。
- 外観のカラーイメージは〝チョコレート〟。 シャッターやオーニングテントが、ガルバリウム鋼板の外壁とマッチ。
- 自然豊かな敷地を楽しめるよう、デッキは広く。 外を感じながらの食事やコーヒータイムは至福の時間。
雄大な山々を見上げ、鳥の声や風の音に出会う日常
「こんなに幸せでいいのかな?って思いますよ(笑)」。PACOでの新生活を、そう教えてくれたY様邸があるのは南阿蘇村。敷地から見える美しい山々の奥から朝陽が昇り、春には驚くほどの声量でさえずる小鳥たちに起こされるのが日常で、「小鳥の鳴き声は、本当に『おみごと!』って言いたくなるほど。試しに巣箱を設置してみたらシジュウカラが卵を生んだり、夜には動物の声が聞こえたりすることもあって、ここの自然に驚くばかりです。熊本市内の職場から自宅に向かって帰る時に、いつもウキウキしています!」と、自然を愛するY様の声は弾みます。
100坪を超える敷地に建つのは、ORDERMADEタイプ。切妻屋根でどこか山小屋風の雰囲気もあり、普段の食事場所でもある広いデッキが自慢です。自分で設置したというオーニングテントを広げれば影も生まれ、多くの時間をここで過ごしているそう。「1人で暮らすには充分すぎて、もったいないくらい。だから愛犬・タルトとも出会えたんでしょうね」。新しい家族を迎えたのも、ここでの新生活がきっかけだったのです。
定年後の働き方を見据えて、計画的に効率的な住まいを
ホテルでお菓子などを手掛けるペストリー部門で働くY様は、数年後に迎える次のライフステージのことを考えていました。新居は経験を活かしてお菓子やパン作りの工房も兼ねた住まいにしたいという大きな希望があり、さらに休日には登山を楽しむアウトドア派であるため、自然が楽しめる土地に中古住宅を探していたと言います。そんなある日、実家の片付けをしている際に流れていたラジオから、PACOに繋がる情報が聞こえてきたのです。「まず水前寺のモデルハウスに行きました。プランを見て融資についても相談してみたら、中古ではなくて新築でも実現できるのではないかと。そこからは早かったですね!」。
将来お菓子作りの場となるキッチンは、システムキッチンに加えて業務用のテーブル型冷蔵庫とオーブンの設置を最優先に、1cm単位でスペースを調整してオーブン用の換気扇も追加。またデッキ横にはミニキッチンを設けて、プライベートの洗い場と区別できるようにしました。あとは潔く、タルト君と過ごすベッドルームとフリースペース、トイレやシャワーなどの水周りのみ。コンパクトでも使い勝手の良い空間が出来上がりました。
家を中心に、自らの手で作り上げる外構やガーデンも楽しみ
新生活を機に、軽トラックも手に入れました。新居への引っ越しはもちろんのこと、アプローチに使う枕木を県外まで買いに行ったり門周りに積み上げる石を運んだりと、大好きな新居へのアレンジに大活躍です。また花が咲く木々が残っている広いガーデンには、「お菓子作りのためにリンゴや栗、モミの木を追加で植えてプレイベートな森にしよう!」という計画も温めています。
取材時は、初めての冬を迎える前でした。寒さへの心配を聞いてみたところ、「デッキの横に調理もできる薪ストーブを置くと、少しは温かくなるかな(笑)。ただ真夏でも、愛犬のため以外にエアコンをつける必要がないほど涼しかったんですよ。しっかりとした遮熱も施してあるから、きっと冬も大丈夫でしょう」とY様。
自然を愛する日常では冬もまた、PACOの暮らしやすさを体感する季節になるのでしょう。